注意点と知るべきき点

NK療法の注意点を調べる

NK療法とは、人間の免疫機能をつかさどるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を利用する治療法で、新しいがんの治療法として期待されています。注意するべき点は、まだその効果が確定しておらず、治療が受けられる機関も限られ、保険も適用できない点です。原理としては、患者から少量(50cc未満)の血液を採取し、そこからNK細胞を分離し活性化・増殖させて二週間ほど培養し、その自己由来の活性化NK細胞を再び患者の体内に点滴で投与するという方法です。がんの他の治療法が、手術や放射線、抗がん剤など副作用やリスクが高いのに対し、このNK療法は、自分の免疫細胞を活性化させるため、副作用が少ない第四の治療法として、注目されています。

特徴を知っておきましょう

NK療法の治療スケジュールは、採血、培養、NK細胞の投与までが約二週間かかり、このセットを三カ月で六回繰り返します。副作用としては、一時的に38度以内の発熱が起こることがありますが、すぐに熱が下がる程度のものです。治療費は、自由診療となるので、一回20万円以上かかります。また、進行したがんに対しては、このNK療法だけでは限界があるので、既存の方法との併用が選択されます。しかし、NK療法の利点としては、遠くに転移した小さながんの病巣も、全身の免疫機能を高めることで、治療効果があることです。手術や放射線では、大きなサイズのがんに対しては有効ですが、転移して間もない小さながんには適用できないのです。